《原爆症認定集団訴訟@被爆61年》 の最新情報

広島・長崎に原爆が投下されて60年+α。今、被爆者に癌などさまざまな病気が発症しています。被爆者が「原爆症認定」を求めておこした原爆症認定集団訴訟について、弁護団から最新情報を提供します。

12月18日(木) 東京高裁が結審のみこみ

東京訴訟(一次・30名)の控訴審が結審を迎えます。
控訴審では、国が「被爆者の下痢や脱毛は放射線のせいではない」との主張を繰り返して明石真言氏を証人にたて、また、肝炎の放射線起因性についても執拗に争いました。
これに対して、原告側は、
①齊藤紀医師の証言(急性症状、肝炎)
②聞間元医師(個別原告の放射線起因性、甲状腺機能低下症ほか)
の専門家の証人尋問を行ったほか、既に亡くなった原告の母親(原告といっしょに入市)や原告本人が証言台に立って、国側が認めようとしない被爆の事実について証言しました。

12月の結審に向けて、肝炎、甲状腺機能低下症の放射線起因性、4月から実施された新しい審査の方針の意義と問題点、ABCC記録の問題点等についての準備書面と、最終準備書面の準備を精力的に行っています。

12月18日(木)東京高等裁判所 
午後2時〜3時 (1階・大法廷)

★傍聴ご希望の方は、東友会(東京の被爆者の会)にお問い合わせください。
(連絡先)
〒113-0034 東京都文京区湯島2-4-4平和と労働センター6階
TEL:03-5842-5655 FAX:03-5842-5653




24日 14時〜院内集会

本日(24日)14時〜院内集会報告集会を開催!

14:00〜16:00
衆院第2議員会館第3会議室(主催:日本被団協など)

原爆症認定制度を抜本的に改善し、被爆者救済を進めるため、是非ご参加ください。

「総合認定」では被爆者の救済は進まない!〜初の被爆者医療分科会開かれる

6/16(月)、積極認定の対象とならないために個別判断にまわされた案件を審査する被爆者医療分科会の全体会が新制度のもとで初めて開催されました。

厚生労働省側は、「総合認定によって幅広い被爆者の救済が可能」と主張してきましたが、16日の医療分科会では、諮問20名、時間内に審査ができたのは16名、うち認定されたのは、12名という結果に終わりました。

これまで厚生労働省が認定制度の枠を不当に狭く運用してきたために、現在数千人の申請が滞留していると考えられます。
被爆者医療分科会の全体会は、一ヶ月に一回しか開催されません。
厚労省が言ってきた「救済範囲の拡大」は、物理的にも絵に描いた餅であることが明白になりました。
裁判所が放射線起因性を認めている甲状腺機能低下症や肝機能障害を積極認定の対象とすることや、個別判断についても被爆者救済の理念で運用することを明確にすること等、原告・被爆者側の主張どおり認定基準の再改訂を行い、司法との乖離を解消することがどうしても必要です。

原告 西本治子さんのうったえ (6/5)

東京原告の西本治子さんが、6月5日、桝添要一厚生労働大臣と面談した際にうったえた内容です。

 西本さんは、甲状腺機能低下症で原爆症認定申請をして、昨年3月22日の東京地方裁判所の判決で勝訴しました。
 しかし、国が控訴したために裁判は東京高等裁判所で続いています。
 4月から実施された新しい審査基準でも、甲状腺機能低下症は積極認定の対象からはずされ、個別判断とされるため、認定されるかどうかわからず、不安な状態に置かれています。
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私は7歳の時、長崎で被爆しました。
原爆手帳の距離は3.8キロですが、8月10日から三日間、両親に連れられ、おばさんの安否を確かめるため、爆心地のすぐそばまで歩いて往復しました。

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すわりこみのテントから (原告のリレートーク)

ごく一部しか紹介できなくて申し訳ありませんが、広島訴訟原告の河上さんの昨日のお話です。


河上さん(東京在住・広島原告) 

今朝も当時の写真を見てここにきました。

厚生労働省の政策は、切り捨て、切り捨ての連続。
非常に、腹が立つけれども、ここで私たちががんばるしかないのです。被爆した者でないと、被爆の実情・苦しみはわからないのでしょうか。私はそうではないと思います。話をすることでわかってもらえることがあると思います。厚生労働省には何故それが伝わらないのでしょうか。
いつまで続くのか非常に不安で仕方がありませんけれども、ここは、私たちが命をかけてがんばらなければいけないのです。原爆被害がどんなにひどいかということを認めさせるために。
私たちは、原告団の総会で、命をかけてがんばる、ということをみんなで誓い合ったのです。

ほんとうに、みなさまの支援ありがとうございます。私たちもがんばりますのでよろしくお願いします。

厚労省前のテントから、官邸前へ、マリオンへ

今回の座り込みの目的は、福田首相に【認定基準の改定】と【原告全員認定による裁判全面解決】の政治決断、「指示」を求めるものです。

官邸に私たちの要求を伝え、広く社会に訴えるために、厚労省のテント前からさまざまなアクションを行っています。
是非、応援をお願いいたします。


【6/11(水)、6/12(木)】
第二次すわりこみ  10:00〜18:00 日比谷公園(厚労省正面)
08:30〜09:30 首相官邸前 ビラ配付 傘アピール第1弾 首相官邸前 国会議事堂駅1番出口

【6/11(水)】
10:00〜 馳浩衆院議員(自民・副幹事長)との面談
11:00  記者会見 厚労省9階記者クラブ
13:00〜14:00 首相官邸前 総理の決断を求める傘アピール  首相官邸前
(地下鉄国会議事堂駅1番出口)

16:00〜17:00 有楽町マリオン 傘アピール第3弾

※6/23(月) 11:00〜 長崎地裁判決

自民党「議懇」が声明

原爆症認定を早期に実現するための議員懇談会コメント

「上告断念は当然のこととして評価する」

「集団訴訟の解決は路半ば」 【“自民党「議懇」が声明”の続きを読む】

被爆者が総理に政治決断を求めて 第二次座り込みに入りました

仙台・大阪高裁判決・国が上告断念
しかし、他の裁判は継続すると
国の姿勢に抗議し、総理に政治決断を求める座り込み
継続します。

きょうは10日(火)は18:00まで
11日10:00〜18:00
12日(木)10:00〜15:00
日比谷公園西幸門付近

本日、舛添厚生労働大臣が仙台・大阪高裁判決の上告を断念すると発表しました。しかし、私たちが強い要求は無視し続けています。

私たちは引き続き福田総理に、
1.305人の原告の全員の救済
2.これまでの被爆者行政への謝罪
3.原爆症認定制度の根本的改善
を求めて座り込みをつづけています。
みなさん、日比谷公園に駆け付けてください。

国の上告断念に対する声明

日本被団協、全国原告団、全国弁護団が声明を出しました。

 集団訴訟において、初の高裁判決が確定したことは重大な意義を有するものであるが、

 原告305名のうち、既に50名が亡くなり、5月28日の大阪高裁判決後にも原告が亡くなった。もはや原告・被爆者には一刻の猶予もない。にもかかわらず、政府の上告断念のみでは訴訟が続き、不十分な新認定基準も変わることもない。原告・被爆者にとって
は、これでは解決とは言えない。こうした姿勢は、原告や被爆者の願いを裏切るものであり、強く抗議する。
 私たちは改めて、下記の2点につき、福田総理大臣の決断を求めるものである。
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仙台・大阪の上告断念! 認定基準再改訂と訴訟一括解決は拒否!

国は、今朝、仙台、大阪高裁の判決について、上告断念を明らかにしました。

「判決を精査した結果、同高裁判決とも基本的には個別の原告にかかわる認定の問題であり、法令解釈違反・経験則違反として最高裁で争うまでの強い理由はない」

しかし、今回判決のあった仙台高裁・大阪高裁以外の裁判については、一括解決を拒絶し、認定基準の再改訂についても拒絶する内容でした。

被爆者は、本日10日から12日まで、福田首相に、被爆者への面談と政治決断を求めて座り込みに入りました。厚労省前のテントの起点に、官邸や国会、街灯での宣伝・要請を行う予定です。

是非、被爆者といっしょに行動してください。

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