《原爆症認定集団訴訟@被爆64年》 の最新情報

広島・長崎に原爆が投下されて60年+α。今、被爆者に癌などさまざまな病気が発症しています。被爆者が「原爆症認定」を求めておこした原爆症認定集団訴訟について、弁護団から最新情報を提供します。

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原爆症認定集団訴訟・近畿の公判傍聴日誌(番外)

次回公判で肥田舜太郎氏の証人調べ実現
 安斎育郎、沢田昭二両氏の採用も決定

2004年7月21日

 大阪地裁で進行中の近畿地区の原爆症認定集団訴訟で、原告弁護団が申請していた肥田舜太郎(被爆者、医師)、安斎育郎(立命館大教授=物理学・放射線防護)、沢田昭二(被爆者、名古屋大名誉教授=物理学)3氏の証人調べが実現、まず次回9月3日(金)の公判で、肥田氏が証言台に立つことが決まった。7月21日午後6時から大阪市中央区谷町7丁目、府社会福祉会館で開かれた「原爆訴訟を支援する大阪の会結成1周年のつどい」で、原告弁護団側が明らかにした。
 報告によると、7月13日の裁判所、原告、被告双方代理人3者の裁判進行協議で、西川知一郎裁判長が冒頭、「原告側申請の3人とも調べたい」と発言、3人について反対の意見書を出していた被告側も特段の異議をとなえず、あっさり決定した。日程としては、9月3日の公判で、肥田氏の証人調べを行うことになり、原告弁護団による主尋問が午前11時-正午、昼食休憩をはさんで午後1時半-2時半の計2時間、被告代理人の反対尋問が午後2時半-4時半の2時間行われる。次々回公判は10月1日(金)で、午後1時半から4時半まで、安斎氏の証人調べの予定。その後、日程的にはまだ流動的だが、年内から年明けにかけて、沢田氏、それに被告側申請の小佐古敏荘氏(東大原子力研究総合センター助教授)の証人調べへと進む見込み。被告側はもう一人専門家の証人申請を検討中という。
 原爆症認定集団訴訟は現在、全国16都道府県から144人の被爆者原告が11地裁を舞台にして国を相手に戦っている。藤原精吾・近畿弁護団長はこの夜のつどいでの挨拶の中で、「近畿の裁判のテンポが一番速い。いよいよ重要な証人調べに入る。ここでも全国の裁判の牽引車になれということだ、と受け止めたい。傍聴席も埋め尽くして、見守ってもらいたい」と語った。
 「原爆訴訟を支援する大阪の会結成1周年のつどい」には木村民子さん(大阪市城東区)ら被爆者原告をはじめ支援グループの活動家、弁護団など約50人が参加。最初に、第4回公判でも上映された、1982年、広島・長崎両市企画、岩波映画製作所製作のビデオ「ヒロシマ・ナガサキ―核戦争のもたらすもの」を視聴。そのあと、主催者を代表して小林栄一・代表委員が挨拶、弁護団の報告、原告の挨拶と続き、会場からも「法廷で勝つ、運動で勝つ。これが大事だ」など支援の輪を広げる決意表明が相次いだ。午後8時前、散会した。
以上
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全国>2004年7月までの全国の動き

【長崎】5月25日、第7回の口頭弁論。原告側が申請してきたビデオ「ヒロシマ ナガサキ 核戦争のもたらすもの」は、地裁が採用を認め、次回弁論で法廷内上映されることになりました。
【北海道】6月14日、第6回口頭弁論。弁護団は東京地裁の東判決、最高裁の松谷判決を引用し、被爆の実相を理解するとともに、未曾有の凄惨な被害にあった被爆者の身になって判断をするよう強調。6月9日には新たに星野禮子氏が提訴、公判は毎月開かれることになりそうです。
【静岡】6月4日、第1回口頭弁論が開かれ、死没者原告の遺族から、亡き父の無念の思い、継承した家族の気持ちが述べられました。
 続いて、弁護団はもう1人の原告が現在入院中で食事が喉を通らず点滴を受けている現状を報告、臨床尋問などをしてほしいとの意見を述べた。
【名古屋】6月17日、第6回口頭弁論に先立ち、3人の被爆者が追加提訴。
 弁論では投影機を使っての説明は今回も見送り。ただし、裁判長は「双方の争点整理の説明会で行うことを検討している」との発言。これは、抗議ハガキなど裁判支援運動の成果といえる。
【熊本】6月18日に行われた第6回弁論では、弁護側が図表などが豊富なわかりやすいスライドを使って「原因確率」について反論。報告集会では、熊本県被団協谷口清美会長が「自分も近く申請し、却下されたら訴訟に入る。国の被爆者行政の姿勢を正すたたかいに力をあわせていきましょう」と締めくくった。
【大阪】6月23日の第7回口頭弁論では、NHKスペシャル「十秒の衝撃」というVTRを編集し直し上映。
 前回弁論から交代になった裁判長について、弁護団は「人間らしく対応してくれる裁判長だ」という評価。
【広島】「原爆症認定を求める集団訴訟を支援する広島県民会議」(代表世話人・田村和之龍谷大学教授)は、6月12日アステルプラザで第2回総会を開催、71人が参加。
 総会では、「低線量・内部被ばくなどについて」と題して、沢田昭二名古屋大学名誉教授(理論物理学)が記念講演。放射性微粒子による内部被ばくの影響の問題についてのべ、また放射性降下物(黒い雨、ちり、ほこりなど)の原爆被害を無視または過小評価した現行の認定基準を批判。
 田村代表は総会で「会員を増やし支援を強化しよう」とあいさつ。原告団の重住澄夫団長が「広島で必ず勝利したい」と決意を表明。
【集団訴訟運動を支援する全国ネットワーク】 好評の「焼き場の少年」のポスターを増刷。今後の集団訴訟の取り組みにぜひ活用を。ポスターの申し込みは、全国ネット事務局(電話03-3438-1897)まで。

日本被団協の「被団協」新聞の報道記事

東京おりづるネットのHPより引用させていただきました

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