《原爆症認定集団訴訟@被爆64年》 の最新情報

広島・長崎に原爆が投下されて60年+α。今、被爆者に癌などさまざまな病気が発症しています。被爆者が「原爆症認定」を求めておこした原爆症認定集団訴訟について、弁護団から最新情報を提供します。

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国、東京高裁判決(千葉訴訟)に対し不当な上告受理申立

厚生労働省の不当な上告に対する抗議声明

原爆症認定訴訟(千葉一次訴訟)について去る3月12日に東京高等裁判所第21民事部(渡邉等裁判長)が言い渡した一審原告勝訴判決に対し,本日,厚生労働省は不当にも上告受理を申し立てた。
本件東京高裁判決は,原爆放射線被曝が,わずかな被曝線量であっても被爆者の身体に深刻な影響を長期間にわたって及ぼし続けること,原爆放射線が原因となる疾病はがん等「新しい審査の方針」の積極認定対象疾病に限られないことを明らかにし,集団訴訟の高裁判決としてははじめてC型肝炎ウイルス由来の肝硬変の放射線起因性を認めたほか,心筋梗塞や脳梗塞についても放射線起因性を認めたものであり,被爆の実相を直視し,被爆者援護法の精神を実現しようとしたものである。
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広島地裁 ついに国に国賠を命じる!

広島地方裁判所民事第1部(野々上友之裁判長)は,原爆症認定集団訴訟・広島第2陣訴訟に関し,未認定原告3名及び認定原告2名についての未認定疾病に係る厚生労働大臣の認定申請却下処分を取り消すとともに,一部の原告についてではあるが,初めて国家賠償責任を認めた。

「松谷訴訟の最高裁判決から7年近くの期間が経過したにもかかわらず,認定審査をする分科会が,放射線起因性を否定する意見をとりまとめたことに対し,厚生労働大臣が分科会に再検討を促したり,自ら資料を収集して適正な認定判断する等の措置をとらずに却下する処分をしたのは,職務上尽くすべき注意義務に違反している」と国の姿勢を断罪しました。

広島地裁判決(第二次)に対する声明は下記をごらんください。 【“広島地裁 ついに国に国賠を命じる!”の続きを読む】

原爆症認定集団千葉訴訟東京高裁判決についての声明

原爆症認定集団千葉訴訟東京高裁判決についての声明

1 本日、東京高等裁判所第21民事部(渡邉等裁判長)は、原爆症認定集団訴訟・千葉第一次訴訟に関し、未認定原告2名について、厚生労働大臣の認定申請却下処分を取り消すとした原判決を維持し、厚生労働大臣の控訴を棄却した。
2 すでに、大阪・広島をはじめ全国のべ11地方裁判所において、同様の判決が繰り返され、仙台 ・大阪では、被爆者全員を原爆症と認める高等裁判所の判決が確定している。
  本日の東京高等裁判所における判決も、原爆被爆者を救済の対象から排除する根拠としてDS86及びDS02による被曝線量の推定計算の結果を用いることは、これによっては賄いきれない事態が生じていることから、援護法の趣旨目的に照らし、相当であるとはいえないとしている。
  そして、「新しい審査の方針」に明記されていないがん以外の疾患についてもがんと同様に考えるべきであるとして、新しい審査の方針では救済が不十分であることを指摘する内容となっている。
【“原爆症認定集団千葉訴訟東京高裁判決についての声明”の続きを読む】

東京の被爆者も審査の滞留に対して「不作為異議」を申し立てます。

東京の被爆者の会である東友会からのお知らせを転載します。


3月9日 東京在住被爆者が
原爆症認定審査の遅滞に対して「不作為の異議申立」を提出


14:00 都庁第一本庁舎1階ロビー集合後、
都福祉保健局疾病対策課長に異議申立書を提出します

厚生労働省は「新しい認定基準」による認定審査を今年4月から開始しました。「新しい審査の方針」によって、指定された病気については被爆状況が「約3.5㎞以内直爆」「約100時間以内入市」などの場合は認定されるという、一定の改善がはかられました。

しかし、「新方針」は、これまで裁判で認められてきた肝機能障害や甲状腺機能障害を「積極認定」の指定病名にせず、被爆距離や時間などによって被爆者を線引きするなど、被爆の実態とも被爆者の要求ともかけ離れた欠陥の多いものです。

また、認定審査の作業体制も不十分なままで、厚労省は、昨年末現在で8500人の審査が滞留していると話しています。東京でも東友会を通じて2008年3月までに原爆症認定申請を提出した被爆者39人に審査結果が届いていません。このなかには、白血病やガン、白内障や心筋梗塞・狭心症で申請し、厚生労働省が「積極認定」とされる被爆状況にある人も含まれ、審査結果を聞けずに亡くなられた方は8人にのぼります。

被爆者の高齢化が進むなかで、一刻も早く認定を受けることは被爆者みんなの切実な願いです。にもかかわらず、このように申請を放置して結論も出さずにいる厚生労働省の対応は許すことはできません。このため東友会は、日本被団協のよびかけに呼応して、「不作為の異議申立」を提出を申請者によびかけました。


■この件についてのお問い合せは 東友会・事務局主任 村田未知子さんまでお願いします。
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  東京都原爆被害者団体協議会
  社 団 法 人  東   友   会
■東友会
〒113-0034 東京都文京区湯島2-4-4
TEL03-5842-5655 FAX03-5842-5653
 

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