《原爆症認定集団訴訟@被爆64年》 の最新情報

広島・長崎に原爆が投下されて60年+α。今、被爆者に癌などさまざまな病気が発症しています。被爆者が「原爆症認定」を求めておこした原爆症認定集団訴訟について、弁護団から最新情報を提供します。

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埼玉でも「入市被爆者」の遺族が提訴! 4/28

 4月28日、さいたま地方裁判所に、広島の被爆者中野久司さんの遺族が、久司さんの原爆症認定を求めるため新たに提訴しました。中野久司さんは、1945年当時、廣島工業高校4年生で8月6日は呉にいましたが、母校が被爆したため9日に入市、同高校の片付け作業に従事して被爆、被爆後数ヶ月は急性症状に、昭和20年代は「ぶらぶら病」と呼ばれる激しい全身倦怠感に苦しめられ、被爆から数十年を経て骨髄異形成症候群、横行結腸癌を発症、昨年2月、これらの病気を原爆症と認めるよう申請をしましたが4月に死亡、申請は11月に却下されていたそうです。中野さんは長い間、今回原告となった家族に対しても、被爆の事実を隠していたとのことです。

 今回の提訴で、集団訴訟の原告は全国13の裁判所に170名。提訴後亡くなった原告は26名です。
遠距離被爆者・入市被爆者の病気が原爆症と言えるのはなぜですか (低線量被曝・体内被曝)
【原告】
 広島の被爆者中野久司さん(昭和5(1930)年3月13日生、平成17(2005)4月27日死亡)の遺族。妻・長男・長女が原告。
【被告】
 国 (処分庁・厚生労働大臣)
【請求の趣旨】
① 厚生労働大臣の原爆症認定申請の却下処分の取消
② 金銭請求合計300万円。慰謝料(違法な却下処分による精神的損害200万円の相続分)妻100万円、子ども各50万円)。弁護士費用50万円と各25万円合計100万円。
【被爆の状況】
8月9日、母校廣島工業学校(4年生在学中)で被災後処理のための作業に従事。
入市被爆者。廣島工業学校は爆心地から南南東に約1.7キロ
【症状の経過】
 被爆後数か月にわたる急性症状(下痢・嘔吐・鼻血・微熱・頑固な湿疹)
 富山在住中(昭和26(1951)年以降)の激しい倦怠感 原爆ぶらぶら病
 昭和55(1980)年。息切れと心悸昂進で精密検査
 平成12(2000)年。貧血症状  「骨髄異形成症候群」の診断  
 平成14(2002)年。横行結腸癌、胆石症
 同年11月。被爆者手帳取得
 以降、輸血を継続。
 平成17(2005)年2月21日付受付で原爆症認定申請。同年11月10日付却下決定
【予想される直接的争点】
①「骨髄異形成症候群」は原爆症か。原爆放射線の影響か。「起因性」の問題
②直接被爆者ではない。低線量被爆の影響。「原因確率」論の不当性。
【背景にあること】  被爆者の要求
 ① 全国各地での認定訴訟  近畿・大阪地裁では近日中に判決予定。広島地裁では結審している。既に国の認定基準の不適切さは司法によって指摘されている。
② 更に続く集団申請  被爆者への支援と核兵器廃絶を求めて
③ 被爆者援護制度認定制度の見直し要求  政策的な原爆症認定制度の廃止
④ 被爆の実相の洗い直しと核兵器廃絶と核兵器使用禁止 
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コメント

--新聞報道--

東京新聞にも掲載されたようです。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20060429/lcl_____stm_____003.shtml

  • 2006/05/02(火) 09:48:00 |
  • URL |
  • 井上誠 #auyQKGwQ
  • [ 編集]

新聞報道

さいたまでの提訴は各紙に掲載されたようです。
さいたま新聞 http://www.saitama-np.co.jp/news04/29/12x.html
提訴後に会見した恵美子さんは「二十七日は夫の命日だった。夫は被爆のことは黙して語らなかったが、家族で原爆の資料館に行った時、夫は途中でいなくなり隅で涙をぬぐっていた。六十年たっても病気に苦しんでいたことにがくぜんとし、訴訟を起こした」と話したことが紹介されています。

  • 2006/05/01(月) 07:35:57 |
  • URL |
  • tarou #-
  • [ 編集]

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